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移動の楽さやオーバーウェイトの回避など軽いことのメリットは多い
とにかく軽いモデルを求めるなら、割れる恐れのないソフトケースがおすすめ

超軽量を重視する方におすすめキャリーバッグ

スーツケースのようなキャスター付きの旅行カバンを選ぶ際のポイントは、1に強度、2に軽量性です。

破損と隣り合わせの旅行カバンですので頑丈さを最も重視しなければいけないのは当然ですが、同じくらい軽さが重要なのです。

そこで今回は、ソフトタイプのキャリーバッグや、ハードタイプのフレームスーツケース、ファスナーのハードケースなど、旅行カバンの種類を問わず最も軽量なモデルのおすすめ品をご紹介します。

キャリーバッグが軽いことのメリット

メリットは言うまでもなく移動の負担にならないということです。

一番重いフレームタイプのハードケースですと、大きさにもよりますが一番人気の70リットル前後のモデルで、超軽量モデルで4キロ弱、重いもので7キロ近くあります。

一方、最も軽いソフトキャリーでは同じ70リットルのサイズで3キロを切るものまであります。たかが1,2キロの違いではありますが、負担は少しでも軽いに越したことはありません。

また、通常料金で航空会社に預けられる重量にはリミットがあります。多くの航空会社のエコノミークラスで20キロ前後が通常料金で持ち込めるリミットです。これ以上の重量になるとオーバーウェイトで結構な追加料金を取られます。

特に中身を沢山持っていく人ほどスーツケース自体の重量に気を配る必要があります。

軽量化が行き過ぎることのデメリット

メリットは既に述べた通り非常に大きいのですが、あまりにも軽量化が行き過ぎてもまた良くないのです。

軽さと頑丈さは当然トレード・オフの関係にあります。ボディの肉厚やフレームの太さを削れば削るほど、当然強度は下がっていきます。

例えば、上で例に出した70リットル前後のフレームハードケースですと、10年前は7キロ近いモデルが大半でしたが、今は3キロ台のモデルも珍しくありません。金属のフレームを含んで3キロ台というのは異常な軽さです。

ボディ素材がABSからポリカーボネートになったとはいえ、今のハードケースのボディの板の薄さは異常なレベルです。昔より明らかにボディ割れは増えています。

フレームやパーツ類の重さもありますのでモデルにもよるんですが、経験上70リットルで5キロを切るようなモデルは少し心配です。とはいえ、今はほとんどのフレームハードが70リットルで5キロを切ってしまっていますが・・・

一方、ファスナーハードやソフトケースなど、フレームではなくジッパーで開け閉めするタイプは、同じ70リットル前後で2キロ台に突入するモデルまで出てきています。空の状態ですと大きさからはとても考えられない軽さで驚きます。

ファスナーのモデルでも流石に2キロ台ともなれば強度が心配になります。キャスターや持ち手などのパーツやファスナー部分が壊れることは稀ですが、やはりボディ割れが非常に怖いのです。

そういった意味では、限界の超軽量モデルを望むのであれば、やはりソフトケースが一番良いと思います。軽さに関しては、もはやファスナーハードとソフトの差はありませんが、やはりハードは割れが怖いです。

ライトなキャリーバッグでおすすめのモデル

とにかく軽さを重視してキャリーバッグを選びたい方におすすめするモデルをご紹介します。あまりにも軽いハードは割れが怖いので基本的にはソフトケースをおすすめしますが、ファスナーハードも負けていません。


 フライⅡ

HIDEO WAKAMATSUブランドのソフトケースです。
世界最軽量クラスを謳っているだけあって素晴らしいフワフワ仕様。ソフトのためペラペラした感じがなく割とシッカリした作りを感じます。お値段も1万円台と非常にリーズナブルで買いやすい値段帯になっています。


 Aire

イギリスのラゲッジブランドであるアントラーのソフトケースです。国内ではサンコー鞄が輸入代理店になっているようですね。ファイバー樹脂を使用した構造で、世界最軽量クラスのソフトケースとなっています。お値段も2万円台と標準的な旅行カバンの値段帯です。


 コスモライト

サムソナイトのファスナーハードモデルです。他のハードと違いCURVというポリプロピレンの積層素材を採用しています。CURVはポリカーボネートよりも耐衝撃性に優れている素材です。ハードとは思えない凄まじい軽さで素晴らしい商品なのですが、お値段も凄いことになっています。これなら安いスーツケースを買い直していったほうが良い気もします。お財布に余裕のある方はどうぞ。


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